なぜ勉強をしなければならいのだろうか?

難しい数学の公式・計算を大人が使っているところを見たことがないのに、どうして学ばなければならないのか?

という問いを生徒から受けることがたまにあります。

そのとき、次のような話の一部であったり、膨らませたりして話をすることがあります。

中学での学習は大人になるために必要です。

大人になると仕事をしなければなりません。
仕事をするためにマニュアルが準備されていて、その手順を理解してそのやり方の通り行う必要があります。
会社には顧客がいて、対応をする必要があります。応用の動作が求められます。
社会の進歩があり、制度の改正あります。

従来のマニュアルに加えて新たなルールが付け加わります。

それらに対応できる力を身に着けておかなければなりません。
専門家になるためには、基本に加えてその分野に精通した知識が求められることになります。

高校に入学できることと、仕事を進めていく力(基礎となる学力)を備えているかは、別です。

中学時代に基礎になる学習を進めておくことは高校、大学、社会人で身に着ける知識の量の土台作りになります。