宿題を好きな人はいません。けれど中学(義務教育)で習う内容はわりあい大切で必要なことが多いので、皆が勉強して身につけようとしています。

技術が進歩していく中で仕事をしていくために、学校を卒業して大人になってからもいろいろなことを更に学んでいく必要があります。基礎的な知識があると吸収が速まります。

また、大人になって大事なのは、判断です。判断を下す上で、状況や条件をしったりと把握することが必要になります。(把握するためには分かるためにと言い換えてもOKです。) 
適切な判断を下すための情報(材料)を理解するためにも、教科書の基礎的な知識が必要になります。

そして、その基礎的な知識を身につけるための宿題なので、簡単に減らせることはできないと思います。長期の休みの際にも同様です。休みが終わってからの学習も前の学期の内容と連続しています。先生方は前の学期の内容を頭の中に入れておいてほしいのです。そうでなければ、新しい学期にもう一度前の学期で学習した内容の復習に時間を割かなければなりません。「ゆとり」の教科書の時代が終わって教科書が厚くなり、以前は学校のあった土曜日が休みになっている今、復習に充てられる時間が限られています。それで、宿題が出されるのです。